MySQLがインストールできない際の解決策

はじめに
MySQLをCentOSにインストールしようと、yumコマンドを用いて実行すると、なぜかエラーが出てインストールできずにいました。
同期に聞いても自分だけのエラーでかなり苦戦したので、その解決策を残しておきたいと思います。

実行環境
CentOS7

エラー内容

~] yum -y install mysql-community-server

のコマンドを用いてMySQLをインストールしようとしたところ


というエラーが…。

調べてみたところMySQLインストールに限らず、ネットワーク関連のエラーだそう。

対応策
行った作業は3つ

疎通確認

IPアドレス等の設定見直しを行ったのち
pingコマンドを用いての疎通確認。問題なし。

ということは、ネットワーク接続はできているけど、ならかのエラーが起こっている。

ネットワーク機能の再起動

~]# systemctl restart network.service

での再起動
再度、yumでのMySQLインストールを試みるも同じエラーが。

ネットワーク関連のエラーを色々調べていると、
IPv6が悪さをしていることがあるとのことでしたので、試しに

IPv6の無効化

~]# vi /etc/sysctl.conf

でファイルの一番下に

net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

を追加

~]# sysctl -p

で設定を反映

~]# ifconfig

でIPv6が無効化されたことを確認

再度、yumでのMySQLインストールをしてみると
無事に成功

※IPv6を無効化することは、SELinuxやその他のコンポーネントで影響がある可能性があるため注意
※本番環境や現場での対応では注意が必要

まとめ
今回は、無事にIPv6を無効化することで、インストールすることはできました。しかし、なぜIPv6が悪影響を及ぼしていたのか、根本的な原因の理解はまだできていません。またIPv6を無効化したことによる障害もあるはずなので、より深い理解が必要であると考えています。

参考サイト
IPv6無効化手順
https://go-journey.club/archives/4429

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